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■■■DTIブログ企画!ブロガーに聞く、第六回になる今回は音楽評論家として、ご活躍中の浅岡 弘和さんにお話を伺いました。クラシック音楽に対する熱い思い、音楽評論の仕事を「天職」と語るその理由は?などの疑問に1つずつ答えて頂きました。
浅岡さんのインタビューは音楽評論家を目指す人だけでなく、私たち一人一人に当てはめる事が出来るアドバイスが盛りだくさんです。それでは、じっくりとお楽しみ下さい!
昔は一ファンとして日本ブルックナー協会の会報で細々とブルックナー論などを書き、音楽雑誌の読者評論に投稿などもしていましたが、15年前、日本ワーグナー協会創立10周年記念懸賞エッセーに
「ワーグナーそしてマイスター・ エックハルト」(年刊「ワーグナー」1991収録)が第2位入選したのがきっかけで音楽現代誌から依頼が舞い込むようになりました。
著作活動以外ではデルタ社による20世紀最大の指揮者フルトヴェングラーの板起こしCD制作に関わっています。究極の手法による第2世代板起こし(*1)CDと呼ばれるものです。
昨年は日本フルトヴェングラー協会主催によるフルトヴェングラー生誕 120年記念ヴァイオリン・ソナタ全2曲演奏会にも関わりました。フルトヴェングラーは作曲家でもあったのです。この2曲のヴァイオリン・ソナタは共に、1時間前後かかる大曲のためまず演奏される機会はありません。それを一遍に演奏したのです。
そしてモーツァルトイヤーの昨年はモーツァルト/新!交響曲第37番 という企画を立てました(左図参照)。これは先ほどのブルックナーのアダージョ2世界初演で縁のできた東京 ニューシティ管のための企画です。
モーツァルトの交響曲37番は欠番になっています。何故かというと100年前に序奏以外は他の作曲家の偽作だと判明したからです。その空き地になっている37番にモーツァルトのある曲を交響曲として はめ込もうというものです。一見、キワ物風ですがあっと驚くような仕掛けと学問的な裏付けもキチ ンと取っています。今後どういう進展をみせるかですね。それにはまずCD化しないと。
ブルックナー/交響曲第8番の第3楽章異稿(アダージョ2)を日本で世界初演させたことです。 30年近く付き合いのある川崎高伸という市井(しせい)のブルックナー学者がひよんなことからウィーンで未知の楽譜を発見しました(*こちらを参照)。
ブルックナーの交響曲第8番の第3楽章のもう一つ異稿があるとはそれまで誰も気がつかなかったのです。でもその重要性については発見されても誰も気がつきません。誰もその価値がわからなかったのですね。
そこで私がまるで「わらしべ長者」のお話のように、まず音楽雑誌「音楽現代」に川崎氏の論文掲載→野口剛夫氏によるエレクトーン演奏→内藤彰指揮東京ニューシティ管によるオーケストラ演奏→デルタ社によ
るCD化(左図参照)とお膳立てして行ったのです。 |